持ち寄り読書会を開催しました

本日はミチカケメンバーでミニ読書会を開催してみました。

テーマは、「こどもの表現」。メンバーの一人が、この教室を開こうと試みていることもあり、この設定でやってみることに。

メンバーと事前に話してみると、「寄り添う」「協働」「創造と探究のファシリテーション」といったキーワードが出てきて。
ミチカケとも通じるところが何かありそうだな、と感じたのも興味を引かれたきっかけでした。

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皆で持ち寄ると、知らない本もたくさん。並んでいるだけでワクワク。

イタリアの幼児教育「レッジョ・エミリア」関連や、絵本、生け花の本、アート思考、ソーシャルアートのNPOの雑誌….etc。

様々の切り口の本が集まりました。

読書会は、

・1.気になった本をピックアップ
・2.その本から知りたいことを問いとして、紙に記載
・3.本をざっと読んで、問いに対するキーワードをメモ
・4.その内容を共有しながら対話

というステップで進行。

問いを共有してみると、こんな形で様々なものが出てきました。

「アートとは何か?」
「なぜ、人はアートを嫌い、アートに惹かれるのか?」
「一歩を踏み出す表現をするためには?」
「表現とは、何か?別の言葉で言い換えると?」
「自由には枠が要るのでは?」
「自分の枠、社会の枠から自由になるには?」
「良い制限、悪い制限ってあるのだろうか?」

これらを起点に、対話では、様々なキーワードが。

・表現とは、コミュニケーション、プロセス、社会性、欲?
・感情を表すこと、求めること
・自分への信頼、他者への信頼
・生きる力、いのちが表現されること
・無いからあるへ見立てる力、連想力
・INPUTとOUTPUT

「表現」の言葉の裏に、ひとりひとりが持つイメージの違いに、お互い驚きつつ、話していく中で、全員での共通理解が出来上がっていくプロセスがすごく興味深かったです。

メンバーの一人が取り組もうとしている「こどもの表現」の場は、言い換えると「生きる力」が育まれる場なのかもしれません。
感情を表現し・受け止め合い・自己と共に他者を理解していく力を育てる場….。

それは、こどもだけでなく、大人にも必要なことだし、ミチカケが取り組んでいることとも重なるように感じました。

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そして、また一歩、共通言語が育まれたことに喜びを感じながら、自分の知らない本に出会い、新しい切り口の考えを発見する、場の楽しさをしみじみ味わった一日でした。

(文責:ナオコ)